ワンダーエッグ・プライオリティ雑感【7話】
【リカの成長物語】
今回もせっかくなので感想をだらっと書いていきます。
さて、今回の7話は本当に面白かったです。今までの中で一番好きな話かもしれません。リカが成長する様がとても分かりやすく描かれていました。
一言でいうと、5話でもすでに出てきていた死への誘いを、リカが乗り越えるという内容なのですが、ねいるは「相手の目的の本質を突く」ことでそれを看破し、リカは「自分の大切なものと向き合う」ことで自分を保つことができました。それぞれの個性が出ていて面白いと思います。
マンネンにとってのママが自分であることに気付き、リアルなママも自分を守ろうとしていることに気付いたリカ。最後のママとのやりとりは、リカなりのなんとも不器用な距離感を感じられてとてもよかったです。
自傷行為を否定するでもなく、親とは仲良くしなくちゃいけないという話でもなく、みんながみんな、自分なりの納得できる距離感で問題に向き合ってうまいことやっているんだよという、悪く言えば諦めのような、それでいて優しい視線を感じさせる結論だったのではないでしょうか。
【リカは子ども】
7話のタイトルが14歳の放課後であるように、リカたちはまだ14歳の中学生。思春期真っただ中で子どもと大人の間で心も体もどっちつかずの不安定な時期です。
口紅を塗って大人ぶってみても、すぐに拭ってしまうくらいには恥ずかしさがあるっぽい描写もあります。
アイと一緒に行ったバッディングセンターで空振りするシーンでも、一つも球にバットを当てられていません。大人ってなんだ? と悩みながらも、答えにたどり着かない、悶々とした心情の表現として分かりやすいでしょう。
リカに関しては思春期の子ども達が抱えやすい親(保護者)とのかかわりについての悩みが描かれました。親との関係は自分のアイデンティティの形成にも関わりそうです。他の子たちはどうでしょう。恋愛感情、自身の性、社会的な役割、その辺りの自意識についても描かれていくような気がします。
【揃う視線】
このワンダーエッグ・プライオリティは台詞以外のところでもいろいろなことを表現しています。今回は特に、視線の高さが揃うシーンがいくつかあります。
まず印象に残ったのがここ。リカのほうが背が低いので、普通だったら横に並んでも視線の高さは揃いません。ここは坂道になっているので少し進んだリカとアイの目の高さが一致するんですね。アイとリカは同じ立場から物事を見ていることの喩えなのでしょう。
そしてラストのリカとママがカウンター越しに座るシーン。
今までは 、どっちかが立ってたりして視線が揃いませんでしたが、ここでようやく初めて母と娘の視線の高さがだいたい揃います。これは母親が~というよりも、リカ側が母と同じ目線に立つことができたということかなぁと思うわけです。
あとは、強いて言うならこの場面。
リカと狂信者の女の子が同じ視線の高さに並びましたね。この後どうなったのかは言うまでもありません。
これまでは見落としていただけでひょっとしたら今までのシーンでも視線の高さが揃うという描写に意味をもたせていた可能性はありますね。時間があるときにでも見返してみたいと思います。
【ママは本当に自己中マジクソ母親だったのか】
本編の内容をそのまま受け取るだけではなんとも判断できない感じはします。
リカが言うようにこの母親は思い付きの嘘をついたり、思うようにならないとヒスを起こしたりしてきたのでしょう。ただ、リカの発言もどこまで信用していいものかわかりませんが。リカも結構ノリでごまかそうとしたりするのでその辺は親子で少し似ている気がします。
それを踏まえると「父親候補はこの写真の5人の中のだれかで、ママは誰だか分かんない」という発言も、どこまで信用していいのかわかりません。全くパパを教えないのはかわいそうだ。でも、教えたくはない。という気持ちからこの歪な状況ができている可能性があるわけです。リカを守ろうとしてるけれど結果リカが苦しんでしまっている感じですね。
まぁ、正直に言葉通り受け取って、ママはパパを知らないという真相でも問題はないでしょう。リカが、あの女は約束を守らない嘘つきビッチだという風に納得して終わっていた世界線もありそうです。
ただ、ママが一つだけ本当のことを教えてくれた「女に金を要求する男は、全部偽物」という発言を踏まえてみるとちょっと違う見方ができる気がします。
リカの中ではパパがだいぶ美化されてしまっています。まぁ、実際に一緒にいるママがあんな感じですから、まだ見ぬパパへの期待が膨らんでしまっているのが大きな要因でしょう。そのせいか「美人は財布なんか持ち歩かなくてもいい」という記憶に残った言葉をやたらと正当化している様子がうかがえます。普通に考えたら、かわいい人はお金を出してもらって当然だという価値観がプラスになることってあまりないでしょう。心の中で思う分にはご勝手にという感じですが。
まぁ、要するに、リカのパパは他人から何か金をもらったりすることに対して当然という価値観を持つ人物だった可能性があります。まだ小さい子どものリカにこんなこと教えるくらいですからね。となると、母との別れの原因も、このパパの金銭に関する価値観による相違が考えられます。ママから金をたかったのか? お前は美人だからほかの男から金をもらってこい(ふんわり表現)ということを強要させられたのか? きっかけは分かりませんが、決定的な何かがあったのでしょう。そして、その手がリカに伸びる前に逃げ出した。そう考えることもできそうです。
で、さらに話を飛躍させます。
リカの中でパパが美化され、正当化されているという事実はママも知っているでしょう。しかし、ママの中でパパは危険人物だと考えているのならば、絶対に合わせたくないでしょう。じゃあパパの本当のことを教えたらどうなるのか? おそらくリカが猛反発し親子関係に亀裂が入るかもしれません。そもそもとしてリカはママにたいして自己中でヒスを起こすとかさんざんな言いぐさですから、まともに聞いてもらえないかもしれませんね。
んで、これも飛躍なのですが、リカがアムカをするまで追い詰められたのは、ちえみの死がきっかけでしょう。登場したときからずっと言っていたように、リカはちえみのことを財布よばわりしています。これもおそらくはパパの影響。パパの言葉を真に受けて、他人から施しをもらうのは当たり前だ~という態度で生きてきたら、なんやかんやで人を死なせてしまった。これだけでもリカにとってつらい事実だったわけですが、そのパパがママから金銭をたかるクズと分かってしまった日にゃ、リカの心は完全に折れてしまうでしょう。ママがどこまで知っているかは定かではありませんが、一生懸命リカを守っているという感じがします。
まぁ、この辺はただの想像なので全然違うことはもちろんあります。
でも、リカもママも不器用な人間であることには変わりないですね。
【キメ台詞と仲間外れ】
ここから先は、今までの内容含めてつらつらと適当なことを書いていきます。
はい、各方面からダサいと話題のキメ台詞。
それぞれの少女にはそれぞれキメ台詞があります。
アイ → トサカにきたぜ
ねいる → 私があなたの度肝を抜く
リカ → あなたのハートに ズッキュンバッキュン
桃恵 → おとといおいで
ただし、リカの4話でのキメ台詞は「あなたの急所に ズッキュンバッキュン」だったので、ひょっとしたら「ズッキュンバッキュン」だけがキメ台詞なのかもしれません。
で、アイの「トサカ」というのは分かりやすく、卵関係、つまりは鶏に関連する言葉をもってきています。他の子はどうかとみてみると、ちょっと無理やりですがねいるは「肝」で、リカは「ハート」というように、鶏の部位の名前が入っています。おとといおいでは鶏関係なさそう……。
で、これきっかけなのですが、この4人は全員が思春期の女の子という共通点があるものの、それ以外の点は結構ばらばらだなーと改めて気づいたわけです。
それから、「3人」には共通しているけれど、1人は当てはまらないというパターンが結構あるように思います。いくつか挙げていきましょう。
この主人公達4人の名前について、フルネームで書き出します。
大戸 アイ
青沼 ねいる
川井 リカ
沢木 桃恵
共通点1つめは色がある。アイ→藍、青沼→青、桃恵→桃 という感じ。リカは色が含ませません。
2つ目は水が関係する。青沼→沼、川井→川、沢木→沢。
まぁ、こじつければまだまだ出てきますがパッと見てわかるのはこんな感じでしょうか。
ほかにも、ねいるは社会人だが、他の3人は学生。桃恵は両親がいるようだが、他の3人は片親、もしくは親不在。まぁ、考え出すときりがないですね。僕の考えすぎなのか、それともあえてお互いを補完するようにばらけた属性をあえてもたせているのかそれはちょっと分かりません。
【彼女たちにとっての卵とは】
今回、気になったのが、この最後の場面。アカと裏アカがいて、エッグガチャを買うスペースの背景です。
ん??? ここはドームの中なのか? 確かに地下に潜るシーンがあるので純粋な外ではないかもとは思っていましたがこれは明らかに卵の殻を意識した造りでしょう。
何とも意味深です。
こういう話はなんとなく、少女の心の中の殻を打ち破って成長していく~みたいな話になりそうな感じですが、今回はそれだけではなさそうです。
うまく言えませんが、「卵からひよこ」への変化は分かりやすいけれど「ひよこから鶏」への変化はあまり意識されることがないということです。今のアイ達は卵から生まれたひよこなのだと思います。作中ではアイの服はひまわりと言われていますが、ひよこの色でもあります。それが前回6話の話で出た、相手を理解していこうとする気持ちをもつことで装いが変わって、ひよこから少し変化していったわけです。アイのキメ台詞にトサカが入っているのも鶏になることの伏線かもしれない……。
普段はひよことして現実に立ち向かう。ワンダーエッグの世界では、自分自身と向き合い殻にこもって戦う。そういう分け方なんじゃないかなぁーという感じがします。
さて、まだまだ書きたいことがありますがもうすぐ8話が始まるので今日はここまでにします。
気が向いたらまた感想を書きたいと思います。では。
ワンダーエッグ・プライオリティ雑感【1~6話】
【はじめに】
せっかくはてなブログを開設したのでなんか記事を書きたいなぁと思ったのですが、わざわざ書きたいことがない。まぁしいて言うなら最近観た作品とかの感想かなーと考えまして、今のところ楽しんで観ているアニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」の感想でもつらつらと書いていこうかなと思います。
紹介だったりおすすめポイントだったりを語る内容にはならないと思いますので、見たことない方はこの記事を見ても何のことだかわからないと思います。すみません。
そしてそのアニメの内容ですが、ネットは「よく分からん」「どういうこと?」という疑問が良く上がっております。ただ、その多くは内容が意味不明で理解できないなのではなく、主人公たちの気持ちや思惑に納得がいかない、説明がつかない、というところが近いのかなぁと感じる次第です。
脚本家の方が、ドラマ脚本界の大御所の野島伸司さんだったり、その野島さんがインタビューで作品に対する思いなんかをいろいろと語られたりしていましたが、基本的にはアニメの内容に準拠して話をしていきたいと思います。だらだらと長くなりそうですが、興味のある方はよろしくお願いします。
【ワンダーエッグの世界について】
自殺した少女たちのトラウマが具現化し、アイたちが立ち向かうことになるワンダーエッグの世界。これについては多分、科学的な理屈はつかないでしょうし、そこを解明する物語でもなさそうなので終始ふわっとした理解で進むことになります。僕もよく分かりませんし、彼女たちも理解することはないでしょう。
ただまぁ、そのまま分からんといって切り捨てるのもアレなの思ったことをだらだらと書き連ねていきます。
〇 戦いの舞台
ワンダーエッグの世界はそれぞれアイやねいるたちの「トラウマとなっている場所」、もしくは「彼女たちが生き返らせたい少女の死にまつわる場所」が舞台とみていいでしょう。
アイ → 小糸 → 学校
ねいる→ 妹 → 橋?
リカ → ちえみ→ 棺桶の花? ちえみのいた町?
桃恵 → ハルカ→ 駅
そして、それぞれが割ったエッグから出てくる少女が持つトラウマも、それらに関係していることが多そうです。アイは学校関係、リカはアイドル関係、桃恵は電車での痴漢など。類は類を呼ぶのか。これにも理由はあると思います。
〇 ワンダーキラー
ワンダーエッグの世界には、共通の敵ミテミヌフリと、ボスとなるワンダーキラーが登場し、キラーを倒すことでクリアとなります。6話を見てみると、倒しきれなかった(時間いっぱい逃げて終わった)場合は、その続きからになるようですね。
視聴者のコメントにも多い、まどマギの魔女みたいと言われるキラーたちですが、まぁ結構謎な部分が多いです。
結論から言うと、キラーの見た目は、その世界の持ち主(アイやねいる)がどのようにトラウマを捉えているのかによって変わるのかなぁと考えています。これは6話の見えないキラーが、ヤエちゃんを理解することで可視化されたというのが分かりやすいです。そもそも、キラーは最初から化け物の形をしているわけではありません。1話の時点ではこのように描かれます。
登場時点からずっと、倒されるまで人間の形をしています。攻撃手段も斧を投げつけてくるとか、死ねとロッカーに書くなど、人間としてできる範囲の行動しかしてきません。
最後にちょっと化け物っぽい感じを出しましたが、基本的には人として戦っています。この点ではむしろペンを武器に変えたアイの方が化け物ですね。
話を戻します。学校でのいじめはアイも経験があり、トラウマについて具体的に理解していたことが、ワンダーキラーが化け物化しかなった理由なのではないかなぁ? と思っています。
くるみを助けたというよりも、アイが自分のトラウマと闘ったという見方もできるでしょう。実際、アカ達はクリア後に「残念、助かるのは君だけ」と言っています。
そして、くるみはこの世界にすごく順応しています。何度も助けられた過去があるのでしょう。それでもくるみは助かっていません。ワンダーキラーが誰に対してのトラウマになるのかは、戦っている少女の理解度に依存するのではないでしょうか。戦いに来た少女がそのトラウマを深く理解していると、戦っている少女たちのトラウマとして優先的に処理されているのではないかなぁと感じます。「学校でのいじめ」のような多くの少女のトラウマになるような事象は、多くの少女がもっており理解されやすく、くるみは後回しにされ続けているので助かることができていないのでしょう。今回のこのキラーもアイの経験値? として扱われたわけです。
この説について、もう少し話を続けます。2話のミナミのトラウマについてです。
この世界でもキラーは最初、ジャージを着た教師として現れました。この段階では、教師によるいじめとアイは理解していたのだと思います。
しかしミナミは「悪いのは私なの」「私のために先生はしてくれている」と言い出し、アイの考えていたいじめとしての理解と乖離していきます。
そして、このトラウマはアイの理解を超え、化け物化するわけです。
アイは「ミナミは、教師の厳しい体罰的な指導にトラウマをもっている」というところまで理解しますが、具体的にどのようなことをされたのか、どのようなことを言われたのかは漠然としか理解していません。なので、この化け物が行う行動もどこかテンプレートをなぞったような(悪く言えば陳腐な)発言や行動が目立つわけです。生理で体形が変わったことをなじるシーンがありますが、それもミナミがアイに言った「先生に、体型変えるなって言われてる」って言葉ですし。
6話のヤエがもっているトラウマの具現化も、どこか寂しがりやに見えます。誰にも見えない→相手にしてもらえない→寂しいという連想でしょうか?
というわけで、相手のトラウマに対する理解が、キラーに影響を及ぼしている可能性があります。そして、その理解するという行為は結構重要な要素のように思えます。
3、4話のアサガヤマダムについても、5話でねいるが戦った相手も、倒すためには理解をする必要がありました。ワンダーエッグの世界では、エッグの中にいる少女(他人)をいかに理解するかを問われ続けるようです。
他人を理解し、戦って成長していく過程がワンダーエッグの世界として非現実的に描かれているのかなぁと感じています。
〇 傷
ワンダー世界では、基本的に無敵で、傷を負っても時間がたてば治癒されるアイですが、現実世界に傷が持ち越される描写がありました。
しかし、これ、すべての傷がそうなっているわけではないようです。
2話のジャージばあさんとの戦いの際、アイは頬に切り傷ができます。
結構、ざっくりと切りつけられてます。しかし、この戦いが終わった後の夜、病院でのカットがこちら。
傷一つありません。最初は2話での戦いの怪我を治しに病院に来たと思っていましたが、ちょっと違うかもしれません。そもそも、あれだけぶっ飛ばされて地面にたたきつけられたのに、アイは激痛を訴えることもなく、包帯まいたり松葉杖をついたりすることなくピンピンしています。多分ですが、この病院に来ている理由は1話で怪我したところの経過観察なのでしょう。
1話での怪我は残るのに、2話での怪我は残っていないように見えるのは、これも敵に対する理解度の差からきているのもだと考えます。
基本的にワンダーキラーはエッグの中の少女の敵です。だから戦うべきなのはアイではなくその少女で、怪我などのダメージはその少女たちのみが受けるものでした。しかし、1話のくるみに関しては、アイが十分に敵を理解し、戦う相手としての優先度をくるみから奪いました。そのため、ダメージを受ける対象もくるみからアイに移ったのではないでしょうか?
最後にねいるについて。ねいるは4人の中では抜きんでて大人っぽいです。まぁ社長ですしいろいろな人を見てきたことでしょう。2話では結構な重傷を負って病院に運び込まれています。これも、相手への理解の深さゆえでしょう。
神待ち少女のトラウマのおじさんは化け物化していましたが(神待ちするような女子との接点があまりない?)、5話の敵は完全に人と一体化した状態でした(ポンポンみたいなやつはダミーでした)。5話のタイトルは笛を吹く少女。ねいるを共感させ、死へ誘うくらいには何かしら近いところがあったのかもしれません。妹の死と何か関係もありそうです。
〇 ワンダーエッグの世界についてその他のこと
ワンダーエッグの世界は何のためにあるのか? 精神修行の場というわけではないですが、自分のトラウマを克服する場としての役割が一つ。また、相手のトラウマを理解する場としての役割が一つ。こんな感じかなぁと。
これらは、実際ならば現実世界で友達や知り合いを通して行われるものでしょう。その成長していく様子を、夢の世界の出来事として、キラーとのバトルとして描いたのがワンダーエッグの世界かと思います。
今後ワンダーエッグの世界がどのように描かれるかわかりませんが、アイが6話の終わりに「私、学校行きます」と言ったのも、小糸のことなどをもっと理解しないといけないということを知ったためかと思います。
小糸の死を理解するには、ワンダーエッグの世界だけでは何ともならない。学校へ行き、小糸の死について、何か知っているかもしれない先生とも話をしていかないといけないという気付きが、アイの中であったのかなぁと。
恋愛的な側面からみると、アイが先生を好きだという気持ちと向き合う決心がついたとも考えられますが、本当に好きなのかどうかは確定できないなぁと思います。
ついでに言うならば、6話で手に入れた数珠はあくまでもメタファーでしょう。そもそも、他のエッグの少女たちの持ち物を使って戦うのも、相手を少なからず理解したことの喩えでしょう。
6話ラストの大急ぎで数珠をもって駆け出すシーンですが、走っている間、先生に会っているとき、数珠をもっている様子はありません。ポケットかもしれませんが、数珠に何か能力があるのならば、きちんと持っている様子がなければ意味がありません。あくまでも数珠は「見えなかった、もしくは、見てこなかったものをきちんと見ようとする意志」としての描写だと思います。
【今後の展開について】
特に面白い意見が言えるわけではないんですが、ワンダーキラーとの戦いは行いつつも、現実パートでいろいろな事実が明らかにされていくのでしょう。いろいろな人がいることを知るたびにキラーへの理解が深まり、その結果ダメージを受けやすくなっていく=死ぬ可能性も増えていくのかなぁと。
ワンダーエッグ世界に行くことに対して疑問をもつ展開もあり得ます。その場合、アカと裏アカがなんかしてくるんでしょうね。新たなアイテムや敵の出現もあり得そうです。
というかそもそも、主要な人物4人をはじめ、登場人物のほとんどにまだまだ隠されている闇を感じます。どんな新事実が出てくるのでしょうか。嫌な展開になる未来しか見えませんが。
小糸がエッグから出てくる可能性は低そうですが、同じような境遇の少女がエッグから出てくる展開はありそうです。その場合はキラーの姿が沢木先生に近いものになる可能性もありそうですね。
長々書きましたが、大まかに自分が今考えているワンダーエッグ・プライオリティについてはこんな感じです。以下は、なんとなく思っていること、蛇足な事柄について書いていきます。
【エッグの記号について】
エッグにはそれぞれID?のような番号が振られています。まぁ、番号というよりも記号なのですが。これ、ちゃんと停止して確認すれば規則性があり、暗号になっていることが分かります。
これは、一番最初にもらった初回限定無料ガチャエッグ。きちんと『k?(?96』と書かれています。で、次のエッグがこちら
『96*596』と書いてありますね。
まぁ、サクッと言ってしまうと換字式暗号、サイファ式の暗号です。文字が別の文字記号に置き換えられているパターン。
一つ目のエッグにいた女の子の名前は『くるみ』二つ目のエッグにいた女の子の名前は『みなみ』です。
96=み ということに気が付けば、ローマ字がそれぞれ記号に変換されていることに気が付くことでしょう。ざっと書いてみたらこんな感じ。
K=k U=? R=( M=9 I=6 N=* A=5
こんな感じに置き換えていけばほかのエッグの文字も読めそうです。分からない文字も、女性名になることをヒントに置き換えていけばいけるかも。というわけで、他の文字を探してみるとこれが見つかる。1話の終わり、ねいるが引いたガチャに書かれている記号です。
最後の文字が不鮮明だけれど多分『-4646(‡』かな……? なんだこれは……? 6はIというのと、(がRというのもわかる。‡は見たことない。EかOか。最初の-が母音だとするとこれもまたEかOか。しかし-を母音として考えるとどうしても女性名にならない。これは子音か? -46で一文字か? つまりはCHIか? となると、CHIHIROか? 面倒だけれど読める! 読めるぞ!
となったところで、ふと思い出すことが。換字式暗号を使った有名な推理小説がいくつかありまして、二銭銅貨や踊る人形、そして黄金虫などなど。実際に読んだことはないですが、ミステリ読んでるといろいろと話には上がるんですよね。好きな小説家の乾くるみさんの作品にも……ん? くるみ? まぁそれは置いといて、黄金虫。
主人公アイちゃんが1話の冒頭で埋めてあげた虫、ずっとカナブンだと思ってましたが、ひょっとしたら黄金虫では? 黄金虫の暗号が関係あるのでは? ということで調べてみたら、ドンピシャ。そのまま流用されているみたいでした。
アルファベットに対応してそのまま当てはめれば読めます。もう推理する必要はなくなったんや……。
多分、暗号とかの考察好きに対するサービスみたいなもんですかね。せっかくなのでいろいろと解読してみたらスミレとかツバサとかが見つかりました。
暗号の話は終わり、驚いたのがこのシーン。
3話の最初、アイがリカに会う前にエッグを買うシーンです。2個買ったのかなーと思いきや、このエッグに書かれている記号を読むと「くるみ」なんですよね。くるみ? お前はこの前……? このエッグはどういう立ち位置なんでしょうか?
経験値として自分のものにしたということでしょうか? 同名の女子? わざわざ名前を見せているので何か理由はありそうです。
【ミテミヌフリについて】
どこにでも現れるミテミヌフリ。
得体のしれない何かです。よく分からないけれど笑いながら飛び跳ねて切り付けてくる存在。主人公達はよく切り付けられますが、不思議と切られない状況もあるみたいです。1話での、くるみだけが追いかけられて「私は襲われない」というシーンが印象的ですが、他にもあります。
これが、2話のミナミ。なぜかミテミヌフリに突っ込んでいきますが無傷です。その代わり走って逃げたり立ち止まると攻撃してきます。1話に倣って、よそ者のアイは襲われないのでは? と思いましたがここでは、ばっちり狙われてるんですね。恐らく世界を理解し、このトラウマの当事者として優先度が少し上がっているからだと思われます。
そして、アンチ。
仮面が取れてもまだまだ匿名性を保っています。アイ達がある程度レベルが上がった(世界を理解してきた? 世界からの認知度≒優先度が上がった?)のに合わせているのかもしれません。しかし、正直なところ……はい、お助けアイテムに続きは書きます。
【お助けアイテムについて】
アカと裏アカからなんかソウルジェムみたいなペンダントをもらいます。これがどうやら戦いを手助けしてくれるものらしい。
で、それぞれが呼び出してみるとこんな感じ。
卵生の爬虫類たちですね。爬虫類は変温動物。外からの影響を受けて体温が変化する動物たちです。
そして、これらの動物、それぞれの主人公が生き返らせたいと思っている少女と対応しているような気がしてきます。
アイ → 小糸 → カメレオン
ねいる→ 妹 → ヘビ
リカ → ちえみ→ リクガメ
桃恵 → ハルカ→ ワニ
このカメレオンにはゴーグルがあります。小糸の眼鏡とつながります。そして、アイも感じている小糸の多面性。考えれば考えるほど、小糸という人間が分からなくなる様子はまるでカメレオンが体の色を変えることとどことなく似ています。
同じように、リカは分かりやすくちえみでしょう。リカはちえみのことをデブと公言していますし、カメとして現れていてもおかしくなさそうです。
桃恵とねいるについては何とも言えませんが、桃恵を襲ってきた肉食系女子→ワニとかそのあたりでしょうか? まだ隠された何かがあるかもしれません。ねいるのヘビは意味深な白蛇ですし、もっと深い意味がありそうです。
どこかの神話とかに元ネタがありそうですが、僕は知らないです。
で、アンチ。ミテミヌフリはアンチにレベルアップしましたがこのお助けアイテムのおかげで実質何も怖くなくなってしまいました。これにも多分何かしらの意味はありそうです。
そもそも、なんでこのアイテムが配布されたのか? アンチに対抗するためというのもあるでしょうが、主人公たちがワンダーエッグの世界から離れていかないようにするためというのもある気がします。
5話の時点でリカが「もう戦うのをやめよう」という話をしだします。これはアカも裏アカも聞いています。アカと裏アカは恐らく、アイ達がエッグと闘うのをやめられては困る立場なのでしょう(なんでかは知らないですが)。エッグ世界に意識を向かせるため、お助けアイテムをしぶしぶ(?)渡します。中の動物が小糸風なのも、そのためかもしれません。あと、アンチが強すぎて戦うのを恐れられても困りますし。
アカと裏アカはさながらゲームマスターのように、ワンダーエッグ世界の難易度を操作しているのかと思います。ゲームセンターの件のように、アカと裏アカを飴と鞭のように使い分けてやる気にさせたりもしてますね。
【ママと先生について】
登場した時から常に嫌な雰囲気を出し続けている沢木先生。6話でアイの母とお付き合いするだのえげつない展開になりました。まぁ予想はしていましたが。
しかし、なんというか別にこの作品は子どもVS大人という構図をとっているわけではなさそうです。あくまでも戦うのは子どもとトラウマ。その戦いの手助けを、大人はしてくれないという感じかと。
このシーンは印象的ですね。
本来ならば、アイと母が並んで座り、向かいに先生が来るべきでしょう。アイの悩みやトラウマに対して同じ立場にいてはくれないのです。
そして、ママについてつらつらと。
大戸家の食卓にはやたらと卵が並びます。1話の時点で卵かけごはん、目玉焼きが出てきますし、それ以降もオムライスやすき焼き(!?)が出てきます。アイの好物が卵という設定があるのかどうかわかりませんが(オムライスが好物という台詞はある)意識して、食事の準備をしている可能性は高そうです。母は忙しいなりにアイにできることを頑張っている印象です。後ほど書きますが、母はアイに対して何か負い目を感じている可能性があります。
その他、沢木先生について。
やたらと生理的に無理という意見をよく耳にする沢木先生。まぁ、実際に担任でもないのにそれなりの頻度で家庭訪問してきたり、母と付き合うと言い出したり、小糸と意味深なシーンがあったりするわけですが、あくまでもまだ、その気配があるって感じなんですよね。まぁ、保護者と付き合うとかは正直なところモラル的にアウトなのでは? と思わずにいられませんが、法的にアウトではないわけで。
小糸との、このシーン。
強く抱きしめているわけではなく、肘を軽くもっている状態です。教え子に泣きつかれて何もせず手をぶらーんとしているよりはまだ自然でしょう。本来ならば、拒絶しない程度にそっと距離を置くべきなのかもしれませんが。
沢木先生の描写や、こういう物語のテンプレ的に(メタいなぁ)裏がありそうなのは確かにそうなのですが、今のところ確定で悪い奴と言い切れる要素はないです。リカは自分がちえみを傷つけたトラウマから、アイが傷ついてほしくない一心で「沢木は悪い奴かもよ? 心の準備をしときな」的な発言をしてきます。でも、客観的に見ると、ねいるが言うように「アイは先生のことが好きなのでは?」と思われてもおかしくないような人物にも描かれています。
しかしまぁ、沢木先生が善人でも悪人でも、アイの心に影を落としていく存在になっていく気がします。
最後にママと先生のお付き合いについて。
なぜ今? と思うわけですが、純粋に先生のことが好きになったということもあるでしょうが、アイが学校になじめない原因が自分にあると、強く母が思っている可能性があります。
まぁ、話半分に聞いてもらいたいと思います。
アイの虹彩について、ひょっとしたら先天性のオッドアイだったのかなと。アイがオッドアイを気にしていることは母も知っているでしょう。悪いのはアイの目をからかう人たちなのですが、母から見て、ちゃんとした目をもった状態で産んであげればと思っていた可能性があります。
で、さらにアイの名前、大戸アイについてです。母は離婚しているわけで、本来ならば生まれたときのアイは父方の姓を名乗った〇〇アイだったと思われます。(いや、父方の姓を名乗っていた証拠はない! と言われたらそれまでですが、多くの場合が父方の姓に揃えることが多いのでそう仮定します)
離婚したことにより、アイは大戸アイになったのです。オッドアイの大戸アイは学校やその他の場面で悪気のない冗談として頻繁に言われたことでしょう。それは行き過ぎてイジメとなったかもしれません。からかわれるのが嫌で目を隠してしまうくらいに、アイのプライドやアイデンティティを奪いました。本来ならばねいるたちと談笑している様子からわかるように明るくて元気な女の子です。
まぁ、案の定、からかった奴らが悪いのは間違いないのですが、母は自分のわがままで離婚したがために、オッドアイの大戸アイと言われて、この現状があると思っているのではないでしょうか? そのため、アイが貝になって何も話さないときは母は何も追及できません。
めちゃくちゃ飛躍しますが、このお付き合いを機に結婚し、苗字を沢木にすることで名前によるからかいをなくしたいと思っていた可能性……いや考えすぎですかね。
結婚すれば沢木先生は違う学校へ行くでしょう。沢木先生が転任したのち、大戸さんの名字が沢木に……。これはこれでまたあらぬ噂が流れそうです……。
ないな。
【ゆうゆについて】
はい、もう全然本筋と関係なくなりました。
3話と4話に出てきた自殺したアイドルゆうゆについてです。この人の元ネタはゆゆうたさんでは? というだけの話です。ゆゆうたさんが過去に出したCDの曲にカラフルという曲があります。名前が似ているのと曲のタイトルが一致しているというだけです。はい。何より彼は死んでませんし自殺もしないと思います。
【おわりに】
えっと、いろいろ書き始めたら3時間くらいたちまして文字数も9000文字を突破しています。一応変なこと言ってないか確認しながら書いていますが、だいぶ疲れましたしうまく伝えることも難しい感じになってきたのでここらで切ります。
今後どんな展開が待っているのか楽しみです。気が向いたらまた感想を書いてみたいと思います。
では失礼します。
異世界ギルドマスターズ ソロプレイログ 白セレン 2021.02.13
【前書き】
はい、みくろんです。タイトルの通り、2回目のソロプレイレポです。前回の記事をいろいろな方に見ていただけたようです。ありがとうございます。
さて、前回の内容も大概長かったですが、今回はそれ以上長くなりそうなので早速ですが始めたいと思います。
【セットアップ】
前提として今回遊ぶ難易度は『特級(裏面レガリア、瘴気25)、大深度マップ、ギルドの掲示板』となっています。また、各カードは必要に応じてソロ用へ差し替えてあり、ギルドの掲示板もおすすめルールに準じて9枚のカードを抜いています。
まずは今回のギルドの掲示板とダンジョンの確認から。
ダンジョンには奈落が二つ見えていますね。これは浄化のしがいがあります。探索もやりやすくなっているのでいい感じなんじゃないでしょうか。そしてギルドの方は商売とジャンクにタグが偏ってますね。これは運がいいです。右上の名声3エリアを支配するのは難しそうな感じですが運が良ければいけるくらいの気持ちでいいでしょう。
さて、問題の受付嬢は誰になるかなぁ……。
「セレンだよー」
( ゚д゚)
というわけで、滝沢カレンのナレーションくらいクセの強い女、なまいき森妖精のセレンがパートナーに。いせギル経験者ならお分かりだと思いますが、セレンはなかなかヤバい。デレマスのヘレンくらいヤバイ。年齢78歳らしいし。出会いカードにageとかsageとか書いてあるから多分2chねらーだし天才みたいだしヤバい。SERNは関係ない。
ヤバいヤバい連呼してても仕方がないのでカードを引きます。
なるほど。序盤から欲しいカードがいくつか見えます。馬宿の集いは適当に出しても純粋に強いカード(多分)。即席の露天風呂、ギルドの凸凹コンビは好感度を上げる前に出せたらいい。マジカルステッキも人物タグさえ用意出来ればわかりやすく強いし、辺境交易路も無言の要求もさっさと商売タグを並べて出してしまいたい。このあたりのカードはキープしたいところ。というわけで、運送屋さんと序盤から持ち続けるのはキツい受付嬢の眼光を捨てて引き直すことに。
この段階でもうほとんど白セレンでスタートして、ギルドの凸凹コンビを出すビジョンを持ってます。で、引き直した結果。
出しやすい商売タグの、賞金首モンスターの張り紙を引きました。これは取っときましょう。さて、購入するカードは悩むところですが、とりあえずは商売タグ絡みのカードを集めていくことに。あとは、初手で出すために凸凹コンビも。5枚抱えてのスタートです。
【1R(一年目冬)】
早速ですが、ギルドの凸凹コンビ→賞金首モンスターの張り紙の順でカードをプレイ。賞金首の張り紙についてはセレンの能力で8金軽減します。商売タグあるから馬宿の集いを出してからの方がいいのでは? と思ったのですが、馬宿の方を先に出してしまうとお金が足りないんですよね。先に張り紙を出して、そこでもらったポーションを換金することで1Rで3枚カードを並べることができます。今思ったけれど、普通に馬宿から出して2Rで張り紙でよかった気がします。まぁ、けっこう適当にプレイしているので見返すとガバがありますね。
で、張り紙効果でめくったタイルがこちら。
奈落が増えました。これはいい感じです。
最後に馬宿をプレイ。迷宮タイルを購入するお金はないのでこれで終わり。
ギルドの掲示板はまだまだ。探検もまだまだ。ギルドにいるのはケンカばかりしている俺とセレン。解散の危機にゃぁ。
探検するなら右上の奈落周りだなぁ……。
【2R(一年目春)】
開始時に引いた4枚はこんな感じ。
今欲しい人物タグと商売タグを併せ持つ素晴らしいカードを引き当てることができました。フレーズと料理教室を迷わず購入します。
まずは、カードのプレイです。異世界料理教室を開き、辺境交易路の開拓をします。新しい香辛料を求めて。まぁ、ぶっちゃけ他国の料理なんて異世界料理みたいなもんだよなぁ(暴論)。
交易路から勇者の剣の伝説が伝わります。どうやら金になるらしいっすね。セレンの効果で4金安くします。順調すぎるくらい商業タグが集まりました。馬宿が大繁盛?しています。3Rには満を持してフレーズがやってくるでしょう。ただ、捨てるためのカードがなさそうですね。まぁ、わざわざカードを集めるために行動するなんて……。
ギルドの掲示板の報酬がカードやん!
これは神に愛されてるな?
【3R(一年目夏)】
3Rで引いたカードはこちら。
迷宮秘宝館も迷宮グルメコンテストも 強いのですが、今ではない。今回は購入を見送ります。
さて、3Rはもふもふパラダイスをプレイするところから。なんか愉快そうな冒険者パーティらしいっすね。うちのセレンがなんか不思議な力で安く契約してきてくれたよ。(未来への投資)
そこでもらったポーションはすかさず8金に換金されます。
もふパラさんたちには早速探索に行っていただきます。ついでに聖女にも奈落を浄化していただきます。
これでカードが8枚並びました。あれだけヤバいヤバい連呼してしまったセレンですがここまでくるとなんというか愛着がわくというものです。しかし、なんという運命のいたずらか、そこに訪れる不治の病……。(治らないとは言ってない)
セレンは病みましたが、二人の絆はランクアップします。いい話だなー。
セレンが病んでも仕事は続きます。スライムを塗りたくって遊ぶ動画をYouTubeにアップして、フレーズを呼びます。スライムの遊びすぎで収入が減りましたが、フレーズの7G収入アップで何とか埋め合わせ。詳しいことは知らないけれど、シフト制の概念はうちのギルドにはまだ早かったようです。きつい職場だなぁ。
3Rで一気にギルドの掲示板の条件を4つも達成することができました。次で名声3エリアまで行けるか? 頑張ればいけるかな? という感じ。
必要なパワーやお金を考えるとギルドの掲示板全達成はあきらめた方が得策かもしれないなぁという感じ。運が良かったら行こうかねーという考えです。
【4R(一年目秋)】
今回引いたカードはこちら。
いい感じにそろってきています。効率的魔力育成法は、探索メインで行くときに心強いカードですが、今回ではないですね。阿吽の呼吸も白亜の城と路地の空も、これからどんどんレガリア達成や名声上げを行っていく予定ですので是非使っていきたいところ。ファッションショーも文明が上がるし友好度上がるし有用なカードです。9金払う価値はありますね。
というわけで、4R開始早々、文明上げのお供である白亜の城をプレイ。そして探索。名声レベル2のエリアを支配します。
セレンの手を借りてファッションショーを開き、絆を深めます。
絆が深まり阿吽の呼吸……。
商業タグが多いのでレガリアも達成しておきましょう。商売タグで2金、名声が上がると3金、タイルを獲得すると2金、レガリア達成すると3金などなど、だんだん自分の処理能力に限界を感じはじめます。十分に注意して適度に見返してプレイしてますが、間違いがあったらご容赦ください。
レガリアで引いたのは瘴気温泉と稀少素材の特別買い取り。どちらも商売タグなので使っていきましょう。
というわけで、手持ちのポーションを換金しつつ、稀少素材の買い取りを出してまたもポーションを回収。お薬売買で食う飯はうまい。
といったところで4Rは終了。名声3ランクエリアは資金的にスパッと諦めました。多分その資金をカードプレイに回した方が2点得られるよりも多くの点数を取れそうですからね。
4R終了時点での盤面。ほぼカードプレイばかりなので瘴気が全然減っていないですが、名声をガシガシと上げていければいいかなぁと考えています。また、ポーション獲得のあてもできたので、パワーに変換してのダンジョン攻略もありですね。不治の病は……どうしましょうね。治ったらラッキーくらいの気持ちかなぁ。
【5R(二年目冬)】
といわけで情報収集。またも強カードを引いてくる。今回はとてもついてますね。ギルドのアイドルが引けたので、うちのヘレンもアイドルにしましょう。ヘレンじゃねぇセレンだ。ただし病弱なんだよなぁ。……ん? 加蓮か?
やんややんや言ってますが、結局購入するのは左の3枚。点数にもなる名声も上がるコンビニ経営は人間を一人潰すことで金にもなる。9金の価値はあります。
早速、コンビニの経営に乗り出します。セレン! 金をくれ!
そして酒場で飲んだくれてるヤツをうまいこと説得して雇われ店長に。商売タグが10個あるのでカードの効果で15金、馬宿と白亜の城でさらに合わせて5金。占めて20金の臨時収入を得ます。闇が深いなぁー。
で、レガリア達成。引いた聖女親衛隊は点数化のチャンスですね。さっさと出して、適当に近くの奈落を浄化します。
続いて温泉経営にも乗り出します。拠点化するのは名声レベル2のエリア。交通の便は悪いかもしれませんが、いい感じの瘴気が浴びれますよ。
これでダンジョンの奈落がすべて浄化されました。
内政が一段落ついたところで探索へ。パワーを求めてポーションを変換し、拠点左下の変動タイルを攻めに行きます。
迷宮の奥深くに捨てられていたのは球体関節の少女でした。この子もうまいこと行けば名声を稼いでくれることでしょうし、何とかして活躍させてあげたいですね。
ついに、深い深い迷宮を探索し支配エリアが3つを超えましたので、セレンとの仲もさらに深い深いところまで行きつきます。蒸留酒……酒は百薬の長とも言いますし、セレンの病気も直せるかもしれません。早速使っていくことに。うーん。ポーションが21金になるのか……。酒造は儲かるのか?
うちのギルドの自家製蒸留酒はそれなりの高級路線で売りさばいていけそうです。
ところで、できた酒をセレンが飲みたそうにしているので飲ませてみると、セレンがベタ惚れ状態に。これは怪しいお酒なのでは? 大丈夫か?
なんやかんやランク3になったのでセレンの能力発動。もう一度蒸留酒を作れるようにしました。悪い奴ですねぇ。
見たまえ、この流れるような錬金術を。
5金を投げるといつの間にか21金になって帰ってくるぞ……。
次は、ギルドのアイドル。自分にベタ惚れのセレンをアイドルとして売り出すのは、なんか変な性癖に目覚めそうですが名声点のためには仕方のないことなのです。
そして、資金に余裕があるうちに達成できるレガリアを処理しておきます。引いたカードはこんな感じ。おっと、アイドルプロデュース……。誰かをアイドルにすればセレンを無理させなくて済むよね。うちにはYouTuberがいるしな。
フレーズ「……」
そんなの関係ねぇ。お前は今日からアイドルだ! というわけで、アイドルデビューです。あと、手押しポンプの開発もついでにやっておきました。
最後に、球体関節の少女をプレイして手札交換。
あまり使い道がなさそうなカードをポイポイしました。人物がいっぱい集まってきたけれど、これはアイドル志望者ということでいいのかな?(すっとぼけ)
というわけで5R 終了時点での盤面。
あと2~3か所くらい探索して、名声付きのカードを並べていけばクリアはできそうかなぁーという感じですね。ボスは攻めれたらかっこいいですが、無理していく必要はなさそうです。
【6R(二年目春)】
最後の情報収集。
流浪のキャラバンは得点源として優秀。蒼銀の大要塞も事実上ノーコストで拠点化できる強カード。この二つを購入しておきます。
6Rの初めは探索から。拠点の西をサクッと支配してしまいましょう。
続いて流浪のキャラバン。キャラバンからは怪しげなレシピが伝わります。これ、人間が食べても大丈夫なヤツですか?
まぁ、自分で使う気にはならなかったのでこれは傭兵にふるまいましょう。5パワーに変換してさらに西側の変動タイルへ攻め入ります。パワーが足りない分は現ナマを投げました。そんなこんなでプラリネさんと知り合えました。あの、アイドルとか興味ありませんか?
だいぶポーションがたまってきたのでセレンの治療に専念することに。セレンを薬漬けにしたところ快方に向かいました。よかったよかった。
元気になったセレンはどっかからヤバそうなお嬢様と知り合いになりウチに連れてきます。そしてプラリネさんには不思議な力をもつ眼鏡を買い与えます。
またしてもポーションがたまったので有効に活用しましょう。蒼銀の大要塞をプレイします。ダンジョンのど真ん中ですね。25金を回収し、ついでに上がった名声が瘴気とぶつかったのでこれでクリアが確定します。お疲れさまでした。
あとは、ギルドの名声を稼いでいきましょう。レガリアを達成するとまたしても花火が。これはまた有効に使っていきたいですね。
花火大会はひとまず置いておいて、ふしぎな薬をもとに蒸留酒を仕込みます。商売タグが17個あるので25金……。えげつない商売やな!
さっき引いた異世界の技術をプレイし、迷宮タイルを売りさばきます。ジャンクタグ付きのええやつを売るのでなんやかんや27金で売れました。えげつない商売やな!
で、迷宮での釣り大会。支配エリアは5か所なので10金の収入。今までのがえぐかったのでまだかわいらしいですね。
そして、需要にお応えしての迷宮横丁。-2点が付いていますが、名声点が3以上のところを拠点化すればトータルで見てプラスになるので使います。隣接コストが不要なので、せっかくだから拠点を3つ並べてみました。
あとはちまちまカードプレイ。花火大会の収益を少しでも上げるためです。瘴気温泉にはクッションを導入。プラリネさんの効果で収入がちょっと上がります。
折角なので、アマレットさんもアイドルにしてしまいましょう。
ちなみに、変動タイルをダンジョンに配置すると、瘴気濃度が+1されるといルールがソロにはありますが、終了トリガーが引かれているので動かさないという判断で行っています。(もし上げる方が正しくても、この後で名声レベルが上がるので問題なくクリアできています)
そして、打ち上げ花火(38金収入)からの外なる魔王の討伐。ちょっと魔王さん、花火大会の売り上げもってっていいから帰ってくんないかな? 的な?
まだリソースが余っているので10金で行けるエリアをおまけで支配しておきます。
うーん。まだちょっとお金が残ってるなぁ。ポーションはフリーで一つ3金にできるんだからなんやかんやで20金残ってるのか……。
20金でだせる点数のあるカードなんて……。
いたー!!!!!
オペラ「!!??」
油断したな! 今からお前はアイドルだ!
……というわけでゲームは終了。余った手札はポイっと捨てました。
以下が終了時の盤面。土壇場で駆り出されたオペラさんが心なしか不服そうに見えますね。
点数計算しやすいように並べ直したものがこちら。
なんかすごいことになってるぞ……。ヤバいぞセレン……。
以下、点数内訳。 ※ 生活タグ数……10 商売タグ数……17 ジャンクタグ数……9
受付嬢カード点………4点
支配エリア点…………22点
タイル、チップ点……4点
レガリアカード点……31点
イベントカード点……50点
ギルドの掲示板点……4点
復活の祭壇点…………0点
合計115点
ギルドランク対応表によると、115-5=110なのでヨルムンガンド級ギルドらしいです。ヒェッ! というかなんじゃこれは。過去最高得点ですねぇ。まぁ、関節ちゃん、シャルロット、フレーズのタグ得点化三銃士を連れてきた(タグ得点化三銃士?)のでレガリアと合わせて点数高くなるのは納得感あります。
あと純粋に商売タグの引きが良くて、うまく回ってくれました。仕込んでんじゃないかと思われるくらい運が良かったですね。ホテル・グロリアーナとかが来ていたらもっとすごいことになったかもしれません。でもまぁホテル経営には向いてなかったということで。ホテル経営……ウッ……頭が……。
あと、最後に言いたいのは「セレンが強いわけじゃなくて、引いたカードがただうまく嚙み合っただけなんだからね!」ということです。白セレンは能力的にパワーを伸ばす動きが難しいので、カードの引き運がめちゃくちゃデカいんですよねぇ。黒セレンは序盤から拠点があることのうま味が生かせないとツラいですし(1RからCON拠点のカードを出すなど)。なんというか、もう一度この触覚妖精おばあちゃんを飼いならす自信はありません。でも、たまには可愛がってあげるのもいいんじゃないかなぁと思います。確かにポテンシャルはあるんですよね……。
では、長い記事にお付き合いいただきありがとうございました。失礼します。
異世界ギルドマスターズ ソロプレイログ 黒ハイネ 2021.02.11
【前書き】
はい、みくろんです。突然ではありますが、私、サークル「六角えんぴつ」さん制作の異世界ギルドマスターズというボードゲームをよく遊ばせていただいております。 どのようなゲームなのかは大勢の方々がレビューや解説を書いていらっしゃるのでこちらでの紹介は省略させていただくとして、ソロでも遊べるこのゲームは休日ぼっちだらだら勢の私にとってとても重宝しています。
今までも何度かソロプレイの結果をTwitterの方にあげておりましたが、今回は折角なのでプレイログをまとめてみようかと思いました。カードやルールの詳細は特に書くつもりはないので、経験者の方が「ふーん、こいつはこんな事考えてやってんのかー」と思いながら見ていただける感じの記事になるかと思います。興味がある方はよろしくお願いします。
【セットアップ】
前提として今回遊ぶ難易度は『特級(裏面レガリア、瘴気25)、大深度マップ、ギルドの掲示板』となっています。また、各カードは必要に応じてソロ用へ差し替えてあり、ギルドの掲示板もおすすめルールに準じて9枚のカードを抜いています。
で、今回の受付嬢を探しに行くと落ちぶれたお嬢様『ハイネ』と出会うことに。そして、ギルドの掲示板のダンジョンはこんな感じ。
ギルド掲示板目標の☆2タイルを獲得せよと、タグを揃えろはそのうち達成するとして、レガリアの早期達成、常時効果3枚、コスト15以上イベント3枚はそれなりに意識しないといけないかなぁという感じ。
ダンジョンについては、見えている宝箱が2つあるので行くならそのあたりを目指したいところ。どちらかというと☆3宝箱を狙っていきたい。カードによるけれど。
というわけで、イベントカード8枚を引いてみた。
タグがあまりない。さらにCONもあまり求められてない。あまりタグは気にせず、欲しいカードを取ればいいかなぁという印象。あとは、コスト15以上のカードもよさそうならばとっておくくらいか。常時効果の目標は達成してももらえるものがないので優先度は低め(事実上2点という考え方もできる)。
冒険者学校の設立は強いけれど序盤から抱えるのはけっこうきつい。ウルフパック・アーミーは探索に力を入れなくて済むようになるので、クリアがとても楽になるから一応は取っておきたい。新人教育制度やクラーケンパニック、銀色の円盤は低コストで強いので一応確保。奇怪なモノリスを発見したは使うか分からないけれど15コスト以上なので一応確保。というわけで、ギルド連絡帳、デッドライン・パレード、冒険者学校の設立を捨てて引き直します。で、下の3枚がやってくる。
迷宮タイル絡みのカードが多いので、早期レガリアは勇者の凱旋を目指そうかと考え始めます。ならばスライムの異常発生が有効かな? パワーで出せるカードなので、新人教育制度のパワーも使ってだせますし。
ハイネの色ですが、CONにタグが絡むカードが少なく、パワーが増やしやすそうな感じなので黒ハイネの方を選択。これで頑張りましょう。
というわけで初期手札はいつもより多めの6枚。18金の支払いとなって、残金19金。開始時の盤面はこんな感じになりました。
【1R(一年目冬)】
さて、ながながと書きましたがここから冒険の始まりです。
なんやかんや海が荒れてクラーケンが現れます。将来のコスト減のために☆3宝箱付近に奈落の穴を配置。そこで得られたポーションを即座に8金に変換します。
そして新人の教育。
ここで育てられた新人は即座にスライムの群れの中に投げ込まれます。かわいそう。
そこで引いたのは死霊王の大軍勢。うーん。なんかヤバいの呼び起こしちゃったかもしれない。このタイミングで飲んでた水をこぼして盤面がしっちゃかめちゃか大惨事になる。何とか復旧させたところで冬は終わり。ギルドの掲示板はまだまだだけれど、まぁ1Rだしこんなものでしょう。
【2R(一年目春)】
開始時に引いた4枚はこんな感じ。迷宮宝石商はコストが重すぎる。天眼のマドレーヌは運が良ければだいぶ輝くのでほしいところ。ならばギルド倉庫の大掃除もセットでとってさっさと出してしまいたい。というわけでその2枚を購入。
2Rの開始アクションは、1Rから持ち越したポーションを8金に変換しておきます。お金は大事。出すカードはウルフパック・アーミー。そこで得たパワーも利用して死霊王の大軍勢をいてこまします。
後は倉庫の掃除をして、薬の力でマドレーヌさんを連れてきます。
2Rはここで終わり。
1Rで出会った死霊を倒して、新キャラと出会って終わるのは、なんともいい感じに話が続いてますね。
15コスト以上のカードを3枚以上出したのでギルドの掲示板を一つ達成してカードを2枚獲得。(依頼達成チップ置き忘れてる)
そろそろダンジョンに潜ろうかなぁ? とか考えてます。
【3R(一年目夏)】
3Rで引いたカードはこちら。今回はお祭りの準備をすることに。文明はまだまだ足りないけれどそのうちね。
2Rの終わりに考えてた通り、ダンジョンの北を攻めていきます。ウルフパック・アーミーの効果で5金安くなっているのですが、このタイルには勝利点がないのでマドレーヌさんの力は発動しないです。そういうこともあるでしょう。まぁ、ありったけのパワーを使ってなんなく攻略。その流れで奇怪なモノリスを発見します。
モノリスの発見によってイベントカードが8枚達成。モノリスから湧いた? ポーションも2つ使ってお嬢様と仲良くなります。ランクも上がります。……薬を使って女の子と仲良くなる……? ……これ以上は考えないでおきましょうか。
ハイネの固有能力で合計4パワーを獲得します。引いたカードは以下の通り。
そして金策。からの探索。持っているパワーが心もとないので安く済みそうな奈落南のエリアを狙ってみることに。そうしたら名声付き! なんやかんやで10金軽減。ありがとうマドレーヌ。これでもう怖いものは何もないな(フラグ)
これでタイルが4枚に届いたのでレガリアを達成しに行きます。
引いた2枚はどっちもコストが重い。事実上の2金ゲットです。
で、早速引いたカードは手持ちのカードと合わせて捨てられて3金へ。銀色の円盤の購入資金になりました。ここで3Rは終了です。
収入もろもろを終えた盤面がこちら。
ギルドの掲示板ですが、レガリア達成、☆2タイルの条件も満たしてそれなりに達成できてます。次Rはカードのプレイが中心になるでしょうか。手元のカードを何とかすればタグ条件も満たせるかもしれません。文明レベルが5になったのでお祭りも開いていきたいところですねぇ。
【4R(一年目秋)】
今回引いたカードはこちら。そろそろ拠点も立てたいなーと思っているので、魔導城アウローラは確保。アズミとロボットは使えそうなので一応確保。アズミはなんやかんやで実質ただみたいなもんだし。……しかし3枚の購入金額、9金は結構デカい。
さて、4Rは初手からお祭りを開いていきます。そこで見つけた掘り出し物は古びた映写機。これは事実上の6点カード。大事に取っておきたいところ。
で、お祭り効果でハイネと仲良くなります。ついでにパワーも見せつけてもっと仲良くなります。あとは、支配エリアを3つにするだけ。現状は2つ抑えてるのであと1つ行ければいい感じ。ならば行くしかないでしょう。しかし、仲良くなるたびにパワーを与えてくれるハイネはすごい。
かねてより狙っていた宝箱を取りに行きます。軽減が効かないのが残念ですが、ここはいいところを見せなければですねー。宝箱は難なく獲得。現ナマポーションを二つ得ました。そのうち一つはすかさず8金へ換金します。
支配エリア3つの条件を満たしたのと同時にハイネのランクが3へ。落ちぶれても這い上がる不屈のお嬢様となりました。固有能力でパワーをもらいつつ、ランク3の能力で実質タダでレガリアを達成します。
今もっているタグの中ではジャンクがダントツなので、とりあえずの鉄路建設。
引いた大魔導ヘイゼルは強カードですが、端っこを攻めている今のプレイとは嚙み合わないので使わないかもしれないですね。
続いてカードプレイ。老練の解体職人を出し、無地のタイルを6金へ。まだ商売が下手なのです。
そしてもう一枚、勇者の剣の伝説をプレイ。効果で引いた異世界ラジオは低コストで文明上がるしタグもあるので優秀なヤツ。出してやりたいですね。
ちなみにこれでギルドの掲示板は全達成。ハイネともねんごろになったし、このまま平和に暮らしていくのも悪くないのではないか? という感じ。
でもまぁ、そういうわけにはいかないんだろうなぁ。
4R終了時点での状態。手札が多すぎて管理しきれん。
今後の方針としては、ダンジョンに潜って瘴気を削っていくか、カードを並べて文明を上げるか考えていかないといけないところ。マドレーヌやウル・アミ(?)もいるし、解体職人はタイルがないと使えないし、ダンジョン潜りが優先かなぁくらいのことを考えています。
【5R(二年目冬)】
めちゃくちゃ長い記事になってきたので記事を分割しようかと思いましたが、記事が増えるとそれはそれで見づらいのでもうこのまま続けますね。
ここで引いた4枚はこちら。
どのカードも点数高めなので積極的に買いたいところ。しかしハザマ図書館、君はコストが重い。重すぎる……。今回はあきらめよう……。というわけで右の写真の3枚を購入。9金の支払いはやはり重い。
さて、5Rの開始はダンジョンの大掃除から。賞金首モンスターの張り紙と迷宮お掃除ロボットを使ってダンジョンを探らせます。調べたい場所は右下の宝箱の周り。そして、名声レベル2のエリア。(ここでお掃除ロボットの効果の奈落の浄化を忘れています。後で気づいて回収しました)
ん????? 名声点のついてるタイルがないなぁ????
まぁ、そういうこともあるでしょう。気を取り直していつものように、ポーションを換金します。
その後に、召喚士アズミを召喚。支払うタイルは☆3なので3パワー獲得! 何故か一緒にボードゲームで遊びます。オールナイトサモナーかな?
だんだんやることが多くなってきたのでちょっと駆け足で。
アズミと遊んだ後はダンジョン探索。瘴気を削りたいので端っこのなかで☆2のタイルを攻めます。。
無地タイルの換金。商売タグが4つになったので得られるお金も増えました。
今持っているお金が13金しかないので、カードを2枚捨て2金へ変換し、辺境交易路の開拓を行います。じわじわと文明が上がっています。
最後に、パワーが有り余っているので古代ゴーレムの墳墓を暴いてみることにしました。そうそう、特別アクションは使い忘れたよ。
で、5R終了時の盤面がこちら。
まだ瘴気と文明がだいぶ離れているので少し不安が残るけれど、まぁなんとかなるでしょう。問題はレガリアをもう少し達成しないといけないということ。4つ出来たら最高だけれど少なくとも2つは達成したいですねぇ。
あとは、球体関節の少女も点数が高くなってきているので出さないと。そのためには拠点を作らないといけない。古びた映写機も出したい。得点を得るためにやることが多い……多すぎる……。
【6R(二年目春)】
泣いても笑っても最後の情報収集。うん、全部要らないや。
で、過去のやらかしに気付く。左の写真はゴーレムの墳墓のタイルめくり忘れ。右はお掃除ロボットの効果での奈落浄化忘れ。今までの展開には大きく変化がないので許して……許して……。(ゴーレムの墳墓に関しては、結局のところ6Rでも使うことを忘れる)
ようやく6Rのアクション開始です。カードのプレイから。マドレーヌとアズミでギルドのアイドルを目指します。文明レベルを上げるためには睡眠環境の改善も大事。良質な睡眠をとることで花火の技術を思いつきます。どういうことだろう。
そして古びた映写機が登場します。着実に文明レベルが上がってきていますね。
一方そのころの冒険者たち。たくさんのパワーが余ってるので、外なる魔法を討伐しに行きます。片手間で倒される魔王、かわいそ、かわいそなのです。
3つあるポーションでそれぞれ拠点化と8金に変換を行います。
拠点の場所はもちろん名声レベル2のエリアです。
続いてカードプレイ。異世界ラジオと球体関節の少女を出します。
球体関節の少女の効果で手札入れ替えをします。
点数にならないカード、出すうまみがなさそうなカードを選び引き直しました。おやおや異世界お料理教室と吟遊詩人の語り歌はアタリではないだろうか?
もちろん球体関節の少女はアイドルグループに加入させられます。
んで、金策を行います。解体職人で12金、手札を捨てて2金。
そのお金を使って、異世界料理教室と吟遊詩人の語り歌、極彩爆裂砲弾をプレイ。
吟遊詩人にはその場にとどまってもらいます。そのための10金。花火は打ち上げて見物料を取ります。春の花火大会も悪くないんじゃないですかね? それにしても26金も稼ぐとか、なかなかきれいな花火だったんですねぇ。
そして、花火で稼いだお金を使ってレガリアを達成していきます。得点的に上段の二つが優先度高め。
引いたカードはこんな感じ。魔導通信ネットワークですって。インターネット的ななにかかしら?
パワーがまだ残っているので最初に確認したエリアをサクッと支配。これで瘴気と文明がぶつかり合い、クリアが確定します。お疲れさまでした。
でも、あとちょっとだけ続きます。
使いそびれたり、使うことがなかったこちらの8枚のカードを捨てて8金にします。そして、あまったポーションもフリーで売り飛ばして3金へ。
レガリアの戦友の誓いを達成するよりも、タグの分点数が稼げるのでカードをプレイします。魔導通信ネットワークを出すことでシフォンさんがやってきました。出会い系サイトかな? シフォンさんの能力は適当なカードを指定すればいいんですが意味がないので不発ということで。シフォンさんもこのギルドのアイドルとして活躍するんでしょうかね? します。
といったところで6Rが終了。というかゲームが終了しました。終わったばかりの盤面はこちら。
そこから、点数計算がしやすいように並べなおしたのがこちら。
以下、点数内訳。 ※ 生活タグ数……8 商売タグ数……8 ジャンクタグ数……11
受付嬢カード点………3点
支配エリア点…………8点
タイル、チップ点……2点
レガリアカード点……24点
イベントカード点……38点
ギルドの掲示板点……6点
復活の祭壇点…………0点
合計81点
ギルドランク対応表によると、81-5=76なのでバハムート級ギルドらしいです。
上から二つ目のランクなのでまぁいい感じなんじゃないですかね。
マドレーヌさんの能力が若干空気でしたが、きっとアイドルとしての方面で活躍してくれたんだと思います。
6000文字をこえる長文レポになりましたが、楽しんで読んでいただけたのなら幸いです。異世界ギルドマスターズはソロでも十分に楽しめるゲームなのでまた何度も遊ぶと思います。またレポを書くかはわかりませんがその時はよろしくお願いします。
それでは失礼します。